ACT.1「大崎翔子と斎藤智」

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 赤城神社に2組の男がやって来た。  片方の茶髪の男はおれたちに突然話かけてくる。  何し来たんだよ!?   「君たち、キスしようとするなら僕たちとしない?」  もう片方の金髪の男も続く。 「そこの女の子、僕の彼女になってくれない?  もし彼女になったら、欲しいものをなんでもあげるからね!」  おれを彼女にしてほしいと頼んでくる、  ナンパだ。  男はおれに対してナンパしてきた。  おれは男が好きじゃあないから、そんなもん耐性なんてない 「お前たちは誰に話かけているんだ?」 「そこの赤い髪をした小さな女の子だよ」  ナンパのターゲットにされたおれはすぐに怯えた顔になる。 「本当に可愛いね!  年齢的には小学生なの!?  小学生なのに胸大きいし、  タイツで黒く光る脚は綺麗だね!」 「僕のソーセージも大きくなりそうッ!  君は理想の彼女だよ!  僕の彼女になってよ!」  可愛い!?  彼女になって?  嫌だよ!  おれのことを可愛いと言ってくれるのは嬉しいけど、ナンパされるのは嫌だよ!  おまけにおれは男性恐怖症だし、女だけど、女好きのレズビアンだから智姉さんという恋人の女性がいるし……。  おれは可愛らしく見られ、美少女の分類に入る容姿だ。  顔のパーツだけでなく、小さい身体でありながらスタイルは抜群と言われている。  そして注目すべきは脚だ。  太腿は色っぽい太さを表している。  ふくらはぎは筋肉質にもかかわらずやや細く素晴らしいラインを表していて、夏でも黒タイツを履くことでさらに美脚を表している。  レズビアンであることを男にカミングアウトしたもののそれは効き目はなく、ナンパは続く。 「君可愛いから、レズでも構わないよ!  世界に一人の女だよ!  身体は小さいのに巨乳だし、  女の子なのに「おれ」というところも大好きだよ!」 「ナンパなんてやめてよ!  冗談じゃあないよ!」  ナンパを嫌がった俺は助けを呼ぶために叫ぶッ! 「助けてェェェェェェェ智姉ェェェェさァァァァァァんッ!」
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