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「速いのはここだけではないぞ。
ビビらず、R35の走りを見守ってくれ」
智姉さんはアクセルを強く踏み込んでR35をさらに加速させ、時速200km/hを超えるスピードで走行する。
最初のストレートを抜けると、S字ヘアピンを通って第1ヘアピン。
200km/hを超えるスピードのまま、突入していく。
ここに突入した智姉さんはヒール・アンド・トゥでブレーキを力強く踏み、180km/hにクルマを減速させながら、萌葱と白のオーラを車に包ませる!
技を使うようだ!
「<コンパクト・メテオ>!」
オーラを包む車は高いスピードを維持してドリフトで攻めていく!
コーナーを高いスピードで攻める車はガードレールから1mmしか離れていないほど接触寸前だったものの、車に傷1つ付けることなくクリアしていった。
「いきなりですが、<コンパクト・メテオ>来ました!
ガードレールとキス寸前の距離で攻めてきましたね!」
その智姉さんの走りを見て、おれは心臓が止まりそうだった。
「これぐらいは序章に過ぎない。
どんどん本気を出すぞ!」
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