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恐怖と不安感が心の中に広がって行く……
やがて、教室の重い扉を開く……
やがて、チャイムがなり先生が教室に現れ 授業が始まった…
ここまでは安堵出来る時間帯だ。
やがて、全ての授業が終わり 放課後となった……
僕は、この時間帯が嫌いだ。
何故なら、この時間帯こそ先輩が現れる時間帯だからだ。
先輩「いよぅ、ハルちゃ~ん 何時まで待たせんの?肩の治療費払えよ……無理ならサンドバッグの代わりしてくれたらいいぜぇ~」
そう言って先輩は、1本のナイフ取り出しチラつかせる……
先輩「でもぉ、殴ると最近 手が痛いから ナイフの実験台な!!」
そう言い、コチラにナイフを構え突進してくる……
グサッ……グジュグジュ……
ナイフを刺したまま、抉るように動かしている……
嫌な音が教室内に響いている…女子は悲鳴を上げ、他の男子達は呆然とこちらを見ているだけで助けを呼ぼうと動かない。
大量の血液で床に紅い水溜まりが出来ていく……
薄れる意識の中に俺は居た……
(熱い……刺された所が熱い……手先が冷たい……)
(あっ……部屋のパソコンのエロゲのデータ消しときたかった…)
(母さんに見つかりたくない……)
(俺、死ぬのかなぁ…死ぬ前に彼女欲しかったなぁ…)
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