第3話 記憶

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第3話 記憶

Luke side: 夢に対してもそうだけど、親はいつも僕のすることに反対する。 今回、日本に来るときも厳しい親の反対を押し切った。 初めは異国に慣れず後悔した瞬間もあったが、暖かい人達に出会えて本当に良かった。 それにミハルと出会えた。 明日の朝にはこの場所を去らないといけない。 僕は便箋を買った後、喫茶店で、最後に彼女に渡す手紙を書いた。 喜んでくれるだろうか。 そこには、ミハルへの正直な気持ちを書きたいと思う。 喫茶店から出ると、夕日の赤で一瞬前が見えなくなった。 キキーッ … ドン!!!
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