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みんなが帰った。静まり帰ったリビング。
Lukeと2人で片付けをしていた。
「タノシカッタ、ネ!」
「うん…」
「デモ、スコシ、イヤデシタ」
?
「I don't know much about you,
but Kazumi knows.」
こういうことも外国人だから、
きっと誰にでも言うんでしょ…?
「私だって、嫌だった。」
口が勝手に心の内を言っていた。
「タノシイ、ナイ、ダッタ?」
心配してくれているLuke。ごめんなさい。そうじゃないの。
「だって…みんな可愛くてLukeを好きで、Lukeも嬉しそうだったじゃん。」
Lukeは言葉を理解していたのか分からないけど、変な空気が流れた。
"もしかして好きってばれた…?"
「ミハル、What's your dream?」
Lukeが話題を変えた。
私の夢って何だろう…とにかく働いて結婚して子どもを産んで…女性として幸せになること…?
口に出せずにいると、
「I can't tell you about it now. This is my secret.」
とLukeは言った。
さっきの罰ゲームの時、焦ってたのはそのことと何か関係していたのだろうか?
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