それは魅惑のハーモニー

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それから三カ月後。 拒む事も許されず、あれよあれよという間に話は進み、彼女の口からは二度とあのハーモニーを聞く事はできず。 僕はあの時のザッハトルテの如くカッチカチに固められ、なんの魅力もなくなった彼女と結婚したのである。 めでたし、めでたし……
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