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「あぁ、私死んだのか」
『ずいぶんと素直にご自身の死を認めましたね?その調子で私が女神だと言うことも素直に認めなさい』
その余りにも他人事な感想に、電波美女改め自称女神がツッコミと自身の身分を認めさせようとしてくる。
だが断る。
『何故!?』
律儀にツッコミを入れてくる辺り根は真面目なのだろう?
もしくは、アイデンティティーに関わるのか?
「当たり前でしょ?自分があんな目に逢った直後、目の前に自称女神です!何てのが現れて誰が信じると?其処まで言うならせめてチャンスを挙げます。とか、言ってみろ!自称女神?」
『其処まで言いますか?それにそう言う話は此からしようと』
「えっ!?本当女神様!」
『変わり身が早すぎる?プライドとか無いんですか!?』
「1度死んで迄プライドに拘ろうとは思わない!つーか、貰える物は何でも貰う。ある意味其れが私のプライドだ!」
『身も蓋も無いこと言い切った!?』
この女神意外と乗りが良いな?等と考えていると。
『え~、オホン、其では色々と脱線したけれど本題に入ります!まずは、士道白亜貴方は本日12時30分新発売のエロゲを、フフッ・・・買いに、行ってその帰り道、クッ・・・居眠り運転してるトラックに跳ね、られ死亡フッフフッダメッなにこの理由何回読んでも笑えるwww』
女神→笑いを堪えきれず爆笑中。
私→今なら何かに目覚めて駄女神を撲殺出来そうな予感。
『あ~、笑った』
やはり殺そうこの駄女神。
『まぁまぁ落ち着いて?そんな可哀想な最期を迎えてしまった貴方に異世界転生の権利を上げます』
私の殺気の籠った目を見て冷や汗を垂らしながらそんな事をのたまわった。
と、言うか何て言った?イセカイテンセイノケンリ?
『まあいきなり言われても混乱するでしょうが先ずは説明を、貴方が転生の権利を得た世界の名は「アースガルド」世界観は剣と魔法のファンタジー!魔物に邪神、魔王、勇者やドラゴン迄居る王道の世界!勿論レベルの概念スキルや熟練度も有ります!』
何か駄女神がドヤ顔で説明している。
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