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パーティ帽子。
クラッカー。
返り血。
ハナメガネ。
返り血。
「……ナゼ」
振り返ると、そこに居たのは悪魔だった。
これは人間じゃない。
こんなの人間じゃないだろ。
「ドウシテ」
ノイズだらけのバースデーソングに合わせ、奴は体を左右に揺らしながら近付いてきた。
足が震える。
この私が、怯えているのか。
「ナンデ」
気付いたらありったけの魔力を障壁呪文に注ぎ込んでいた。
これを倒す?無理だ。
どうにかして逃げるしか、それしか。
「ナンデ、キョウナンダヨオォォォ!」
炸裂音。
ハナメガネ。
雄叫び。
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