第2部 5章

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小学校からの塾仲間という3人は、高校生になっても仲がいい。3人とも目指す大学も職種もバラバラで、でも未来予想図がかなり明確にされていて圧倒される。 私とシオリの将来は大学出て少し働いて結婚するか、それがダメならキャリアウーマンとして働き続ける、それ止まり。 翔太は有名大学からすでにスポーツ推薦枠を提示されている。高卒のままスポーツ界に入らないのは、怪我や故障で断念した時のバックアッププランだと言っていた。 「蓮はまたすぐ行くんだろ、親父さんとこ?」 「あー」 また夏休みに、一か月程居なくなる蓮 「お前達は大丈夫だと思うけど」 翔太は蓮にそう伝えると、練習があると言って先に帰った
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