はじまりの海

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響「………雷、電の様子は?」 水色の長い髪の少女が茶色の髪の少女達に聞く。 雷「一応、大丈夫………だけど………このままじゃ……」 電「うぅ……ごめん……なさい……」 電の艤装は損傷し、電自身も立っているのがやっとの状態だった。 暁「響、行くわよ!」 響「わかった……やるさ……!」 暁、響の二人が深海棲艦に対し砲撃するが、ほぼ効果はなく、かすり傷を負わせる程度だった。 暁「ああ!もう!なんなのよ!」 響「姉さん、魚雷は?」 暁「残弾ゼロよ…響は?」 響「私もだ……」 状況は思わしくないな……… 響はそう考えた。
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