はじまりの海

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電「うう…………電を………置いて…いって………なのです………」 弱々しい声で電が言う。 雷「そんなこと出来るわけないじゃない!!」 暁「そうよ!」 響「だが……このままでは全滅だ……」 響の言葉で全員が言葉を失う。 ここまでなのか…… その場の誰もが考えた。 そして戦艦ル級三隻は暁達に狙いをつけた。 暁「でも……」 不意に暁が呟く。 暁「こいつらを鎮守府にいかせるわけにはいかないわ!」 響「姉さん……ああ、そうだな!」 雷「こいつら倒して電を助けるわ!」 電「で…でも……」 響「活路はあるよ………きっと」 その時、 「そう……活路はある!」 上空から男の声がした。
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