特訓あるのみ

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暁「だから!私達に剣を教えてほしいの!」 九十九「ああ………うん。それはいいけど………」 雷「理由?理由ならあるわ!ね!響お姉!」 響「うん。私達は昨日帰ってきて考えたよ。火力は期待できない、頼みの綱が雷撃じゃ、いつか弾切れでやられる…………」 九十九「…………だから剣を?」 響「うん、武器の種類を増やせば戦術の幅が広がる。そしてなにより、司令官の足手まといにならないため。これが私達が司令官から剣を教えてほしい理由だよ」 九十九「……………そうか……………君達の考え、確かに受け取った」 電「じゃあ!」 九十九「ただ1つ訂正するところがあるよ。僕は君達を足手まといなんて思わない。三週間後の作戦でも君達が必要不可欠なんだ」 暁「司令官……」 九十九「艤装をつけて海で待っててくれ。僕も後から行くよ」
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