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九十九｢なら、早速始めよう。転送｣
九十九の声の後、四本の鞘に収まった刀が転送されてきた。
そしてその刀を一人ずつ、渡していった。
九十九｢どうだい？刀を持った感想は｣
暁｢少し重い……｣
雷｢司令官のを見てたから軽いと思ってたんだけどね………｣
電｢……………(あまり……重くないんだけどなぁ……本当の刀なのでしょうか……)｣
響｢……！｣
チャキン
響は抜刀し、刀の性質に気づいた。
響｢………なるほど。竹光ならより実践的に特訓が出来るね｣
九十九｢よくわかったな、響。バレないように巧く加工したんだけど｣
電｢竹光？｣
暁｢これ、本物の刀じゃないの？｣
暁、雷、電も刀を抜き、確かめる。
九十九｢竹光は刀の刀身が竹で出来ていて、色をつけて本物の刀のように見せているものだよ｣
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