特訓あるのみ

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九十九「よし、交替だ」 雷「ハァ……ハァ……まだ……やれる……」 九十九「本格的に特訓を始めるときに相手してあげるよ。今は皆の剣の才を見たいから交替、ね?」 雷「…………わかったわ」 少し納得のいってない顔をしていたが、引き下がった。 暁「次は暁よ!」 九十九「……………来い………!」 暁「やぁっ!!」 カアァァン! 九十九「…………(……雷より少し強いか……)」 暁「えいっ!」 それから雷同様、九十九と暁は何度も打ち合った。 九十九「…(だいたい、わかったかな……)暁、次で最後にするよ」 暁「ハァ…ハァ…ッ!!」 咄嗟に暁が繰り出したものは、 カシィッ! 九十九「!!(速い!!)」 突きだった。 不意を突かれた九十九は反応こそ遅れたがしっかりと暁の突きを受け止めた。
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