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弱い音。
響「………シュッ」
九十九「ッ!?」
響が二撃目に選んだものは
パシィッ!!
鞘による攻撃だった。
その攻撃は九十九の片手によって防がれる。
九十九「…………面白い攻撃方法だね……」
響「司令官が前にやってたのを真似たよ………」
九十九「そうかい!」
九十九は響を弾き飛ばし、響は後方へふわりと飛び、着水した。
響「ウラーー!」
九十九「!」
この二人の鍔迫り合いには音の強弱があった。
弱い音からの強い音。
九十九「………(力のコントロールが他の三人に比べて上手いな……それに器用だ………響ならあの武器を使いこなせるかもしれないな)」
そして、響との打ち合いも終わる。
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