第1章 藤吉太郎という男

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マサル:「まー、そう言うなって!ナオヤ君が手伝ってほしい事が      あるみたいで、それ手伝ったらお金くれるらしいよ!      ナオヤ君は金持ってるから、きっとたんまり貰えるよ♪」 太郎 :「へー、マジか…。」 前から気になっていたが、ナオヤ君はまだ17歳のはずなのに、 財布の中にはいつも7~80万は入っていた…。一体何でそんなに 金持ってるんだろ…っと、ずっと思っていた。 ~~~ナオヤ君の家にて~~~ ナオヤ君:「よう、マサル、太郎!       まぁとりあえず入って!」 マサル、太郎:「!」 僕達はナオヤ君の格好に一瞬驚いた…。 全て黒で統一された作業用の繋ぎにサングラスとバンダナ姿の 光景が異様だった為だ。 ナオヤ君:「じゃ、早速仕事頼むわ!」 私達はそのまま河川敷に連れて行かれた。 マサル、太郎:「!」 そこにはバイクが30台ほど、並べてあった。 ナオヤ君:「じゃ、今から仕事内容説明するわ!       各バイクについているナンバープレートに、       ひたすら、プレートが全て隠れるまで       この黒い絶縁テープを巻きつけて貰います。」 マサル、太郎:「えっ、それだけ?」 ナオヤ君:「そう、それだけ。1台につき500円の報酬だから、       よろしく!」
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