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幸人『(おれには好きな人がいる)』
幸人『(彼女は可愛くて、男女関係無く皆から好かれていて、でもどこか儚げで)』
幸人『(そんな彼女と仲良くなりたいし、出来るならそんな彼女と共に生きていきたい)』
幸人『(だけど)』
幸人『お、おはよう冬川さん』
夏芽『……あのさ幸人君。私のこと名字で呼ばないでって前にも言ったよね?』
幸人『(彼女の名前は冬川 夏芽。2つの真逆な言葉を内包したかのような名前を持つ彼女は名字で呼ばれることを嫌い、そんなおれは緊張でしてつい名字で彼女を呼んでしまう)』
幸人『(だからなのか、彼女はおれのことが嫌いである)』
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