私を名字で呼ばないで!

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雅也『やあやあ幸人君青春してるー?』バン 幸人『痛い!なんだ曲者か!?』 雅也『曲者ではない。君の友人であり、同じ新聞部の椿 雅也だぞ』 幸人『知っとるわそんなこと。せっかくセンチメンタルな気分に浸っていたのに』 雅也『まあ俺の役割は勝手にセンチになってるところを邪魔する事なんだけどな』 幸人『なんてはた迷惑な奴だ……部活動は良いのかよ』 雅也『部長にまた立花はサボりか?連れ戻せって言われたんよ。部長の機嫌損ねたくないし従順に部長の命に従ってきたんだよ』 幸人『そこは放ってほしい友人の気持ちを汲んでほしかったな……』 雅也『また夏芽さんに冷たくされたんだろうなと思って慰めに来たんだよ。友人として間違ってないだろ?』 幸人『あぁ間違っていない。しかし男に慰められるのはしょっぱくて仕方ない』
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