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ガチャ…
「…あの、お風呂ありがとうございました」
佑哉は冷蔵庫からビールを取り出しているところだった
頭をタオルで巻いてブカブカの服の袖と裾を捲し上げてるワタシを眺めて
「ふぅ～ん…思った以上にでかかったな。
…お父さんの服を着た子供みたい ｸｸｸｯ」
意地悪な笑みを浮かべ "飲む？" とワタシの分のビールを持ち、ソファーへと戻る佑哉の後ろをついていく
「フンッ。ちっちゃくてスミマセンね」
「なんで？いいじゃん。カワイくて。俺がデカいんだから当たり前じゃね？」
サラッと言われ改めてみる。
背が高く、いつもは上げている髪は光の加減で茶色に見えて少し長め。今は下ろしてサラサラと目に掛かりそう。…少し幼く見える。
意志の強そうな二重で切れ長の目。ニヤリと笑う上唇は薄くて下唇は厚い。
厚い胸板に引き締まった体と長い足…
所謂イケメンだ。
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