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「ふっ。気にすんなよ。俺も持ち帰った仕事してたから。それにしてもすげー集中力だな、呼んでも気付かないんだから」
拳を口にクツクツと笑っているけど、本当に申し訳なく思い顔をあげられない
「……まったく。亜～紀」
側に来た佑哉さんはワタシの顎をグイッと上げて軽くチュッとキスをした。
ビックリして見開いてると、顔をクシャッとさせ少年のような笑顔で
「冷蔵庫開けて勝手に作った。食お～ぜ」
と、頭を撫でてキッチンに向かった
温めたお好み焼きを食べながら、はたと気が付いた。
「……佑哉さん、その格好は？」
「ん？スウェット」
「それは見てわかるよ。何でそんな格好してんの？」
「ここに泊まるからだけど……着替え取りに行ったのも気付かなかったみたいたな。
あ、許可は取ったぞ、ちゃんとな。」
ワタシを指差しながらにっこりとそう言った
疑り深い目を向けると拳を口にクツクツ笑う
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