夏祭りの事情

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「明日一緒に行くんだからいいだろ。ここから工場まで近いんだし。 俺が側に居たいんだから、亜紀は一緒に居ればいいんだよ」 そんな事を言われると納得してしまうし、嬉しくなる 赤く染まった顔を下に向けニマニマと緩む口を戻す 「1階の客間に布団敷いておきますね」 「……何言ってんだ?んなモン必要ないだろ」 「でも………じゃぁ佑哉さんどこに寝るんですか」 「俺をひとりで寝かす気か? 亜紀のベッドで一緒に寝るんだよ」 テーブルに頬杖をつくと目を細めてニヤリと妖しく笑う佑哉さんにドキッとして、顔が火照る
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