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「うえっ、もうこんな時間じゃん!」
陸人がいきなり声をあげたので、私は携帯を取り出し、時間を確認した。
――18:50。話に夢中になっていたら、いつの間にか遅い時間だった。
「もう遅いし、そろそろ帰る?」
佳織が帰る話を持ちだした。
「そうだね、私もそろそろ帰らないと」
「だな、大体回れたし、昴ももういいか?」
私と佳織と陸人は、ジッと昴のほうを見た。
「うん、大丈夫だよ。3人とも今日はありがとね」
昴は律儀に頭を下げた。
私達は、「また明日」と家に帰った。
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