男の人の願い

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「金がほしい」  男の人は言いました。 「わかった。どれくらい?」  カミサマはあっさりと頷いて、そう聞きました。 「家族が、ほしいものをほしいだけ手に入れられるくらいだ」  カミサマは少し悩んだ後、 「じゃあ、君が働けば働くほどお金を稼げるようにしよう」  そうすれば必要なだけお金を手に入れられるからね、と言いました。
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