サプライズデイ。

「面白半分で俺らに着せるために購入したんだろ。」
「なんだー。バレてたか。実は、喫茶の売上貢献の為お前らを執事にコスプレさせようってね。えへ。まあ、今回役に立ったからいいじゃん。」
「お嬢様、ケーキもう一切れいかがですか？」
「結構です。」
「お嬢様？“結構です”と言うと、“Yes、NO”どちらとも取れますが？」
「えと、もういらないです。」
「執事の薫は手厳しいねー。」
「煩い。お前らさっさと帰れ。プレゼントやったんならもう用は終わっただろ。」
「えー！最後まで居るーっ。」
「邪魔だから帰れ。労いなら俺がやっておく。」
「もっと薫るんの執事見てたいー。」
「意味分からん。さっさとお帰り願えないでしょうか？　お客様？」
「「うわっ。マジで不機嫌になってんじゃんか。」」
「だから、帰れ。」
「帰れコールが半端ないのな。ふはっ。」
「姫とイチャイチャ俺もしたいー！」
「我が儘言ってないで、気ぃきかせろよ。」