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ハッピーエンド
「こうなったらハッキリさせよう。
トーコちゃん、
俺と大神、どっちがいい？」
「は…い？」
突然に話を振られて戸惑う私に、二人の熱い視線が注がれた。
「トーコちゃんは俺と、ケッコン前提の真面目なお付き合いをしてくれるよな？」
「赤野は俺と、今から大人の恋を始めるんだよな？」
「トーコちゃん！」
「赤野！」
ファイナルアンサー＿＿
しかし私は、さっきからのやりとりのあまりのアホらしさに酔いも冷め、すっかり理性を取り戻していた。
「まあまあ、お2人とも」
ギラギラと滾る視線を一身に受け、私は女神のように微笑んだ。
「取り敢えずは3人で。
もう一軒、行っときます？」
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