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「ふぁ~」
私は あくびをしながら ベットから起きた。
いつもなら 御堂さんが起こしに来る時間なのに?
学校が休みだから ゆっくりさせてくれてるのかな?そんな事を考えながら
パジャマから私服に着替え終わった。
その時
玄関が騒がしくなってきた。
「?」
私は リビングに顔を出すと 出張に出ているお父さんが帰って来ていた。
「ぉ父さん!
どうしたの?
来週まで出張だったんじゃ?」
私は 驚きと嬉しさでぉ父さんに 飛び付いた。
「やぁ! 志乃ちゃん! おはよう!」
お父さんは ギュゥーってしながら リビングへと一緒に行った。
「あっ! ぉ父さん!
おはようございます!」
私は 遅れて朝の挨拶をぉ父さんにした。
リビングには 誰もいなかった。
「あれ?
めずらしね…誰もいない…」
私は キョロキョロしながら いつも誰かいるはずの兄弟達をさがした。
「志乃ちゃんを一人占めかぁ!」
お父さんは 嬉しそうに私の髪を撫でた。
「旦那様…。」
「…あぁ。」
増田さんに促されてお父さんは 少し渋い顔をした。
「…お父さん?」
私は 小首を傾げながらお父さんを見つめた。
「…実は…志乃ちゃんに…お願いがあってね…」
お父さんは 人がいないのを確認して再び私の顔を見た。
「望君も…いないんだなぁ…。
志乃ちゃん、お父さんの部屋まで…」
「…?」
私は…頭に?マークを浮かべながら…。
お父さんの部屋に向かった。
「はぁ~。
志乃ちゃん…
お見合いをしてもらいたいんだよ…」
お父さんは 申し訳なさそうに…
(へぇ…お見合い…かぁ……ん?)
「お見合い!?」
私は 驚いて叫んでしまった!
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