お見合い???

5/103
前へ
/103ページ
次へ
私は 驚いて… 大きな声あげた! 「!? 志乃ちゃん…大きな声を出したら…」   ぉ父さんにゆわれて 私は口を押さえた。   …が…しかし…。 遅かったよぅだった…。   「…お父さん。 お見合いって… どういう事ですか?」   後ろから突然 声がして振り返ると…   「…!? 咲夜お兄チャン!」   咲夜お兄チャンは 真顔でお父さんに質問した。   「…咲夜…どうして…」   「お父さんが帰ってる事を聞いて… 挨拶に来てみたら… そんな事より! いきなり…どうして! 志乃さんに見合いなんですか!?」   咲夜お兄チャンの勢いにぉ父さんは びっくりしている。   私もびっくりして 立ち上がってしまった…。   「咲夜兄さん!?まぢで!?志乃チャン!」   いつのまにか現れた陽お兄チャンが 私の肩を揺らし真剣な顔で見つめていた。   「ぇと…えと…」 私は 何と答えたらいいかわからずに 口ごもってしまった…   「…いゃ…その…これには…訳が…」   「ぉ姉ちゃん…ぉ嫁に行くの…」   ぉ父さんはしどろもどろになるし… 徹君も…いつのまにか 現れて泣きそうな顔でとんでもない事を呟いた! 「!? 嫁ってなんだよ!」   陽お兄ちゃんは 私を後でかばいながら お父さんに凄んだ。   (どうしよ… 収拾がつかないよぉ… 私が大きな声出したから…)   その時!   コンコン! 扉をノックする音が聞こえた!   全員で振り返ると! 御堂さんが 満面の笑みで…   「皆様…リビングにて… 温かい飲み物はいかがでしょうか?」
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加