お見合い???

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「…望君…。 わかった… 志乃チャン、リビングに移動しよう…」   お父さんは 肩を落としながら… 部屋を移動した。 お父さんの後を私達は続いてリビングに入った。   「…お嬢様、おはようございます。 大丈夫ですか? ミルクティーをどうぞ…」   私は 御堂さんに促されて座った。   「御堂さん…おはようございます はい、大丈夫です…」   「大丈夫なわけないじゃん!」   陽お兄ちゃんは 怒りながら 右隣に…   「お父さん、説明してください」   咲夜お兄ちゃんは 左側に座った。   徹君は お父さんの隣に座った。   ぉ父さんさんは 大きなため息を一つはいてから…   「この間のゴルフコンペでな…志乃チャンと自分の息子をお見合いさせて欲しいと…」   「!?…なんで?」   私が キョトンとしていると…   「それは、ただ単に… 西園寺家と繋がりを持ちたいと思っている奴にはめられたわけ?」   振り返ると… 冷静な声でしかし 怒りながら 海里君がいた!   「はめられたわけでわ…」   「お父さんらしくないじゃないですか!!」   「何だよ! 親父らしくねぇな!こいつは見世物じゃねぇよ!」   「海里君! 海斗君! 学校は?」 「行こうと思ったら… 声が聞こえたから…」    「…お坊ちゃま方 …お嬢さま… 旦那様をお攻めにならないでください」   増田さんは 額の汗を吹きながら…発言した。   「増田さん…何があったんですか?」   御堂さんに促されて… 増田さんは 説明を始めた。  
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