第1章

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 眠りから覚めた。まぶたを開けると同時に、まっ黒い世界は太陽に吹き飛ばされてしまった。あたりはオレンジ色の光で包まれている。それを顔の右側で味わっているとき、左の頬に当たるチクチクしたものに気づいた。
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