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そんな母親の勤務先で、三枝のイラストを贈答用の葉書として取り扱う事になった。
それはとても優しい風景を描いている。
ご当地のデザイナーズコレクションは大変に注目されている。そのきっかけがなければ三枝は立ち直れなかっただろう。
「葉書をご贔屓にしてくれる方が私に会えないかと。販売しているショップから申し出があったの。待ち合わせて、目の前に現れたのは、彼だったのよ」
果たしてそれは偶然だったのだろうか。
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