6.決意と最期

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「…そう言われてもなぁ…」  苦虫を噛みつぶしたような顔をした聖河が立っていた。  私は変な汗をかきつつ、硬直している。 「何をどうしろって?」  私の真向かいに座って、そう問いかけてくるけど…眼が怖いよ、聖河ってば。 「…いえ、何でもない、です…」 「んなわけないから、デュークに言ってるんだろう?」
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