第1章

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耳を澄ますと微かに重い足音が聞える、匂いを追って来た様だ。 「さぁて、何処から来るか・・・。」 「近づいてきたら本当に頼んだよ?私近接出来ないから。」 分かってるっての、ったく・・・そう思うなら戦闘面以外を磨いて欲しいんだがなぁ。 途端、一際大きい地鳴りの様な音が聞えると砂丘の向こうから頭に植物の生えた巨大な狼が出現した。
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