3月3日

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  そして、その日は誰の誕生日ともかぶってはない さらに!鎧兜や五月人形を飾られた事もない 1メートルぐらいのプラスチックで出来た棒に付けられた安そうな鯉のぼりを家の中に飾られただけだ おかしくないか!?この落差! いや、まぁ…別に鎧兜や五月人形を飾って欲しいとは1度も思わなかったし高価な鯉のぼりが欲しかったわけではないが… ある意味、そんな物に金をかけないで欲しいオモチャを買ってくれていた事を考えれば俺の目的は達しているので良いのだけどね まぁ、話はそれたが… 問題は俺の誕生日と雛祭りがかぶっていることや端午の節句と桃の節句に落差が有ることではない 問題は3月3日のその日に俺が風邪を引いて高熱を出し寝込んだ事だ… そう、散々扱き使われ雛壇の飾り付けを手伝ったのに、その甲斐も無く寝込んだのだ! しかも、悲劇はそこで終わらない… 俺の両親は頭が少しおかしいのか?という行動をしたのだ! 姉達と仲良く(両親はそう思っている)雛祭りの準備をしていたのに当日に風邪で寝込んだ俺を哀れと思いリビングで寝かしてダイニングで雛祭り兼、俺のいない俺の誕生日を始めたのだ うちの家はリビングとダイニングはくっついていてリビングの明かりを消しダイニングのみ明るくして俺以外のみんなでご馳走を食べているのをわざわざ俺に見せるのだ… 何故!哀れむ俺に!何故そんな事をする!?  
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