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アキとゆいは、そおっと扉を開けて、下の様子を伺った。
コソコソ
下で話し声が聞こえる。
老婆「今はあの子達は、野菜の収穫で疲れて眠っている。わしらに全く不信感はないようじゃよ。」
中年の男「明日の祭りを成功させるには、不信感を持たれてはまずい…うまくやってくれよ。」
中年の女「ほら、眠りダンゴをこしらえて来た。夕食後にでも、あの子達に食べさせて、グッスリ眠らせるといい。明日の祭りの為に、穴を2つ掘らなきゃならないからな。へたにウロウロされても困るべな。」
老婆「直径1m、深さ150cm掘れば充分じゃのう。クッククック。」
アキ「ヒ、ヒィ…。」
カタン。
おじさん「な、何だ?あの子達の部屋から音が…」
老婆「ちょっと見てくるかの。」
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