2日目 散策

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アキ「ゆい、ど、どうしよう。」 ゆい「私達は夕食後にダンゴ食べさせてられて、眠らせられる。明日の祭りでは、あの歌の通り、穴に埋められるんじゃない?」 アキ「そんな簡単に恐ろしい事言わないでよ。」 ゆい「だってそうでしょ。今はどうやってそれを回避するか考えないと。」 アキ「逃げたい。この村から今すぐ逃げたい。ブルブルブル…」 アキは震えが止まらない。 ゆい「ちょっと落ち着いて。 この村がどれだけ山奥か分かってるよね? 携帯も通じないし。 もう、暗くなり始めてるから、逃げるのは明日の夜明けって所だね。」 アキ「あ、確かに、そうした方がよさそうだね。」 ゆい「ダンゴは決して食べたらダメだよ。食べたふりしてポケットにでも入れときな。」 アキは不安で不安でたまらなかった。 どうしていいか分からない。 思考能力低下。 ゆいの言う事聞いておこう…。 もう何も分からない。考えられない。 アキはそう思うしかなかった。
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