72人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふぅ、長い道のりだったね。」
荷物を降ろし、2人は座布団を枕にして、ゴロゴロしていた。
ゆい「テレビないんだねー。」
アキ「ほんとだ。まさかの、携帯も圏外だよ。」
ゆい「それは困るよ。携帯ないと生きていけないよー。」
コンコンコンコン
「冷たい麦茶じゃよ。1時間後に、村案内しようかの、それまでくつろぎんしゃい。」
腰の曲がった老婆から麦茶をもらった。
アキ「ありがとうございます。携帯圏外になっていますけど、村で通じる所はありますか?」
老婆「この村では携帯持ってる人いないもんでのー。通じる所はねえと思うだ。」
2人はショックながら、麦茶を一気に飲み干すと、朝が早かったせいか、すぐに眠りに落ちた。
最初のコメントを投稿しよう!