電話
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「もしもし、和也くん?」 「ええ、そうですけど…」 「私、わかる? キダ アケミって言うんやけど?」 電話から聞こえてるのは、知らない中年女性の声だ。 「いえ…ちょっと…」 「初美さんの葬式の時に会ったんやけどね」 「はぁ…」 俺は、生返事をしながら、電話を耳に当てたまま記憶を呼び戻す。 妹の初美が死んだのは、3年前だった。
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