勘の良い犬

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兄『(あれから俺は積極的にカムイの世話をした。散歩からエサやり、糞の処理にカムイを洗ったりもした。それは大学生活が始まってからも続いた)』 兄『(母や弟は俺の行動にやや驚いていた。今まで家事の手伝い何ひとつせず、ぐーたらに生きていた俺を知っている母は落ちているものでも食ったのかと本気めで言ってきて、少し自分がどう思われているのか不安になった)』 兄『(カムイも意気投合しているからか世話をしているからか、最近では弟より俺になついている。弟はその事に不満を抱いているが、諦めろ。カムイは誰にもやらん)』 兄『(カムイとの散歩は最早パンチラを見に行くと同義になっていた。1日に数回パンチラを見ているせいか最近では1日1回はパンチラを見ないと調子が出なくなっている。いわゆるパンチラ中毒だ)』 兄『(しかしたとえパンチラ中毒に堕ちようとも今の生活を失うなんて考えられない。パンチラを見れる。俺はそれ以上のものは望まない)』
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