波留の気持ち

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その頃教室では、波留が急いで自転車を漕いで入ってくる2人の様子を笑ってみていた。 「あーっ、なに笑ってるの波留」 「あっ!航太くんと宮下くんじゃん!」 友人の真子と穂乃香が来た。 「2人ともかっこいいよねー」 「私は宮下くん派」 「私は航太くん派かな。波留は?」 「えっ?そ、そんなどっちもそんな風に見れないよ」 波留は笑って誤魔化した。
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