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「くそ波留」
昼の時間、陸と他の友人達とお弁当を食べていた航太は呟き、牛乳を勢いよく飲み干した。
「なーに怒ってんの」
陸は笑った。
「あいつ、この前から全然朝起こしにこねーんだよ」
「おいおい航太、お前ひょっとして変なことしたんじゃねーのー?」
周りの友人達が冷やかす。
「べ、べつに!あんな奴の胸触ったぐらいでなんもそそられねぇよ」
航太はつい大きな声で言ってしまった。
教室中の視線が航太に集まる。
航太はとっさに陸の胸を触った。
「なっ!なっ!そうそう!男の胸触ったってなんてことねーよ!」
「意味わかんねーよ」
陸は頭を叩いた。
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