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ーーーーー航太
誰かが俺を呼んでいる。
「航太ってば」
誰かが俺の顔をのぞきこんでいる。
俺は、手を伸ばした。
柔らかい感触がした。
明るい光が俺の目の中に入ってきたーーーーーー
「ふぁーーーーっ」
目を開けると、目の前には隣に住んでいる幼なじみの波留がいた。
俺は毎朝、波留に起こされる。
「おはよ波留」
しかし波留から返事はない。
波留は、きょとんとした顔で俺を見ていた。
「どうした?」
俺は、自分の手が波留の胸に触れているのに気がついた。
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