フラグ乱立…危険

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「なあ須藤、俺って極普通の一般ピーポーなわけよ。」 「おう。」 「平穏無事に卒業したいわけよ。」 「おう。」 「何か色々腑に落ちないんだけど…」 「まぁ…な。」 歯切れの悪い須藤の返事に芳樹は盛大にため息をついた。 「しょうがない。行くしかないか…」 しかし、この後部活どころか相良の寮室へ行く事さえ叶わなくなる事を この時の芳樹は知らなかった。 「中村芳樹くんですね、これから私と生徒会室まで来て頂けますか。」 柔和な笑顔で、それでいて有無を言わせぬ雰囲気の副会長塩谷が 芳樹の肩に手をかけた事によって…
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