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僕の名は『冬野(ふゆの) 紅蓮(ぐれん)』といいます。 今年高校一年になったばかりの学生です。 趣味は読書で特技と言えるかわからないけど護身術(剣術、体術)が少々使える事と幼い頃に僕の右目はちょっとワケありの為、右目には眼帯を付けているがその事と昔に『氷帝』と呼ばれた能力者だったを除いたらごく普通の男子高校生です。 学校では別にイケメンな訳では無く、成績もあまりいい方とは言えない。 体力テストも手を抜いてやっているからあまりいい成績は出していない。 隣で僕と一緒に登校しているのは『冬野(ふゆの) 希子(きこ)』。 彼女は僕の姉だ。 正確に言うと義理の姉だ。 それに姉といっても歳は僕とあまり変わりないけど。 僕と姉さんは血の繋がりが無い。 僕は昔、姉さんの父親つまり僕の義理の父親に拾われ育てられた。 姉さんは僕を実の弟のように可愛がってくれた。 姉さんはいろいろとすごい。 学年一位の学力を持ち、学年一位の運動神経を持ち、周りから信頼され、慕われていて、料理はプロ級、スタイル良くて、そして美人。 まさに完璧人間。 だからたまに僕みたいのが近くにいてはいけない気がする。 まー、あまり気にせず会話しているけど。
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