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紅蓮 「…せぇな。」 通り魔 「アァ?何か言ったか?」 紅蓮 「ごちゃごちゃうるせぇな!!」 僕は通り魔を殴り掛かる。 通り魔は毒の妖刀で僕の拳を防ぐが、僕は毒の妖刀を拳で砕いた。 通り魔 「なっ!?ば、バカな!?妖刀を素手で砕きやがっただと!?」 僕は血を吐きながら通り魔に蹴りを入れる。 通り魔 「グバッ!?」 通り魔は吹っ飛ぶ。 毒の所為か頭がクラクラするし、ガンガンする。 右肩から大量の血が止まらなくて貧血になっていく。 だけど… ここで死ぬワケにはいかない。 まだ敵を倒してない。 今、ここで僕が倒れ、死んだら確実に姉さんは狙われる。 だから死ぬワケにはいかない。 僕は死に物狂いで拳を構える。 通り魔 「バカな!?通常の人間なら即死する猛毒だぞ!!それを耐えて俺に攻撃してきただと!?!?しかも拳で妖刀を破壊しただと!?!?貴様一体何者だ!?!?」 紅蓮 「僕が何者かなんてどうでもいい。」 僕は通り魔に殴り掛かる。 通り魔は僕の拳を躱すが僕はシャーペン投げ付ける。 そしてそのシャーペンは通り魔の腹に刺さる。 通り魔 「グッ!?なかなかやるな。だが興が醒めた。また別の機会に戦おう。」 通り魔は姿を消して去っていった。 気配はもう感じない。 どうやら通り魔は去ったようだな。 あぁ、もうダメ、限界だ。 僕は力尽き倒れて意識を手放した。
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