曽我と按司と芽衣
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「お前が芽衣か? 按司に付きまとっとるってゆう」 「そ、そうだけど、なに?」 教室にいる芽衣は、きらきらして早くも女子に大人気の転校生にどもりながら言った。 「しばらくみとったけど、お前、友達おらんやろ」 芽衣はかああっと赤くなった。 「自分の寂しさを按司に付きまとうことで紛らわそうとする。俺が、俺と按司がお前を友達いっぱいにしたるわ」
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