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夢と異なり自分の身体で行うが、できるだろうかと不安が有るが。一先ずやってみよう。
『会社に移動』と強く考えながらも、自分を同じ位に強く認識し続ける。
空間と自分の温度差と言うか。ある意味差が生まれるが、差が無くなる状態になると、ピクシーが発動する仕組みだ。
(これがピクシーとしか表現方法が無いので、正確には異なるがこのままピクシーで表現しますが、発動する方法を行った)
瞬間。過去自分が行った映像が空間に映りだした。
夢の世界、アルペジオでの光ではなく、複数の自分の過去の映像が見える。地球では経験のある選択肢が見えて、選ぶ方式に変わるようだ。
ネットに繋いでない辞書端末みたいな状態と言うか。自分のデータだけで発動したピクシーみたいなもののような。そんな感じがした。
様々な方法を使い会社まで移動した過去の自分自身の映像だろうか。空間にスライドされるように見えては消え。見えては消える。
地球ではオフラインだけど、選べる。アルペジオでは光が生まれ先にどうすれば良いか物理的に動かしてくれる。
やはり地球では、かなり違うようだった。
地球のピクシーは分身の術みたいだ。
自分が半透明でいっぱい居る。ざっと見て5人位居る。
あ。そうか。地球では個々の能力で作業を行うから、アルペジオと違って作業効率のシステム化が(選択肢が定まる程度の情報共有が地球上に存在しないから)できないと言うより、無いのだ。
よって、可能性としての選択肢が過去の自己行為から複数予想と言う方法で捻出され、結果自分の存在と行動の様子が複数見える現象となって見えていると思考すると一番理解しやすかった。
ラクさん。聞こえます?
ラク「なんでしょう」
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