1,出会い

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家の門を潜り部屋に入ると。 俺は後ろから彼女を抱きしめた。 お互い何も言わなくてもわかってはいたけど、それでも、彼女がここに居るって俺は実感を得たかったのかもしれない。 彼女からは女の子特有のいい匂いがした。 僕の好きな柑橘系の匂いに近いかもしれない。 その後アニメを観ながらつまみにビールをだし、締めに牛肉とキャベツのスープをだし、デザートにいちごと彼女は満足そうにしていた。
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