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「ああ、ほんとじゃ……
よぉ、東風くん、
いつも若芽ちゃんと一緒で
うらやましいもんじゃのぉ。
東風君は、相変わらず白いのぉ……
…おお、どうした寒いのか?
プルプル震えとるじゃないか。
さあ、ワシらは上がるから、早く入んなさい。
若芽ちゃんも、シワシワに乾いてしまって、
それじゃあツルツルの肌が台無しじゃよ。
さぁさぁ、入って入って」
「どーも、いつもお二人は朝早いですねぇ。
よし若芽、今日も一緒に入ろうなぁ……」
「うん…………二人はいなくなったかしら?
……うん、いないわね。
ねぇ、東風さん……今日は……タマタマないのぁ?」
「えぇ?……まったく……
若芽もタマタマが好きだなぁ。
あれは特別な時だけの、お・た・の・し・み。
今日は………この……ネギでいじめちゃうぞー!」
「いやんっ!東風さんたらぁ!
まだ朝なのに、元気なんだからぁ…」
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