1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
誕生日
僕は誕生日がなぜあるのか分からなかった。
人々がハッピーバースデー!と喜び、祝う理由が分からなかった。
僕にとって誕生日は死へのカウントダウンでしかない。
別に僕が余命何ヶ月とかそういうんじゃなかった。
普通に健康だし、生きていればおそらく平均寿命程は生きれるだろうからこういえるのだ。
誕生日がなければ、僕は自分が何歳だっけといちいち考えることもなくなるし、歳の割に老けてるとか、童顔とか言われることもなくなる。
最初のコメントを投稿しよう!