キミが望んだ最期の日

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自宅につきケーキを冷蔵庫にしまい妻が私の待つリビングにやってきた。彼女の腕を強引に引き、私の腕の中に閉じ込める。 ─── 最期に妻を抱きたくて仕方なかったのだ。 いつもなら風呂に入ってからじゃないと嫌がる妻だが、今は嫌がる素振りを全く見せない。 それどころか妻も抱かれるのを強く望んでいたようにも思える。 そんな妻が愛しくていつもと比べようもないくらいとり憑かれた獣のように激しく抱く。 妻のナカもよく濡れ、いつもは控え目な声も無遠慮に響かせ淫らに乱れて……狂ったように私を求め、締め付けている。 可愛いくて愛しくて壊したくて… ── 何度も何度も妻のナカに愛を注ぐ。
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